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山里の移動手段は? 【 公共交通機関はバスのみ 】 車が必要だよ!

田舎の 公共交通機関はバスしかない ということについて紹介したいと思います。

田舎暮らしのあるあるとして移動手段が少ないということがあります。

ここでもそう、公共交通機関は バス しかありません。

電車も地下鉄も走っていません。

つらいですね。

そんな町内で唯一の公共交通機関のバスなんですが、一日に何本走っているか知っていますか?

1時間おきに1本?

いえいえ、たぶんびっくりすると思いますよ(笑)

以下にまとめてみましたのでご覧ください。

 

 

目次

 

 山里の唯一の移動手段であるバスの種類は?

 

町内を走るバスには3種類あります。

 

・コミュニティーバス ・・町内のみ(乗り継げば高山市街地まで行ける)

・路線バス ・・・・・・・町内から高山市街地まで 

・高速バス ・・・・・・・町内から名古屋市まで

 

 

コミュニティーバス

町内のみを走るバスです。(乗り継げば高山市街地まで行けます)

高山市が運行している 「のらマイカー」 というバスが走っています。

ちなみに、飛騨の方言の「乗らまいかー(乗りましょう)」とかけてあります。

ダジャレですね。

主にお年寄りの方が利用されているかな。

定額100円 でどの区間も利用できるところが魅力です。

回数券を買うともう少し安くすることが出来ます。

始発のバス亭を見てみましょう。

 

 

ここ「御手洗」が始発停留所です。

町の最も西側にあるところです。

よく読み間違えられるんですが、「みたらい」って読みます。

 

 

実際は全部で39ヵ所のバス亭があります。

時刻表はこちらです。

 

 

平日で一日に 3本 で、

土日祝だと 2本 走っています。

 

どうです?少ないでしょ(笑)

 

一番近くの診療所まで行くことを考えると、

7:22発 のやつに乗れば、支所前に 7:50着 なので、

100円で30分 かけて診療所に行けるってことですね。

でも診療所は診察が9時からなので、7:50に着いても1時間待たないといけませんね(笑)

帰りは支所前を11:34発のやつに乗れば、 12:03着 で帰ってこれます。

つまり、行き帰り合計200円で5時間半 かければ通院ができるってことですね。

まるまる半日かかっちゃいますけど。

ちなみに車なら片道10分くらいでいけます ( ˘ω˘ ; )

田舎暮らしには車が必要ですよね。

 

え?乗り過ごしたときはどうするかって?

 

・・だれか知り合いの車に乗せてもらいましょう。

  

 

 

路線バス

町内と高山市街地をむすぶバスです。

町内には高校がないので、ほとんどの高校生はこれに乗ってバス通学しています。

というか、ほぼ通学の学生しか利用していないんじゃないかな。

(保育園、小学校、中学校までは無料のスクールバスがあります)

濃飛バス」が運行していて、ここ「上野々俣公民館前」が始発のバス亭です。

「上野々俣」は「かみののまた」って読みます。

 

 

ここから約50キロ先の終着停留所「高山濃飛バスセンター」まで約1時間かけて走っていきます。

ここから終着までは運賃が2,060円かかります。

往復で4,120円かかるのでちょっと高く感じますが、距離があるので仕方がないと思います。

学生は定期券を買うのでもう少し安くなります。

 

 

「高山濃飛バスセンター」に着くまでに全部で45のバス亭を経由します。

乗っているだけで疲れそうですね(笑)

実際は誰も乗降しないバス亭は通過するので、45回すべて停車するわけではありません。

 

 

平日で一日に 4本 で、

土日祝だと 2本 走っています。

 

土日祝の減便がえげつないです。

あと、18:40発 と 19:10発 のところだけ集中してるのが気になりますね。

そこだけ30分刻みでいく?

そんなに利用者いないと思うんですけどね (゚Д゚)オヤ?

電車の時間に間に合わせたいとか、 なにかしらの強い要望があったのかもしれませんね。

 

この写真には載っていませんが、到着する方の時刻は,

14:45着 と 18:31着 と 20:01着 です。

学生通学に合わせてあるので、学校が半日のときや部活で遅くなる子のためにこの時間にしているんだと思います。

 

 

 

 

高速バス

町内と名古屋市をむすぶバスです。

 

・・しかし。

 

 

悲しいことに今年2019年4月1日より道の駅「桜の郷荘川」のバス亭が廃止になっていました。

なんてこと(涙)

どおりでググっても全く時刻表が出てこないわけだ。

 

 

ついこの間までここら辺に「岐阜バス(高速バス)」のバス亭があったのに・・

濃飛バス」と「のらマイカー」のバス亭しかありません。

これから名古屋までバスで行くのには、高山市街地に行って「高山濃飛バスセンター」から利用するか、隣の郡上市まで行って「ひるがの高原SA」から利用するしかないみたいです。

 

  

車は必需品

 

 

町内のほとんどの人は車で移動しています。

人口は少ないですが、面積はとても広いので何をするのにも移動しなきゃいけません。

通院、通勤、買い物など。

最近ではよく高齢者の自動車の事故がニュースで話題になっていて、高齢者の運転免許の自主返納を促していますね。

都会では代わりになる公共交通機関がありますが、でもこういった交通の便が不便なところではどうでしょう?

うちのおじいちゃんは軽トラでばんばん走っていますよ(笑)

こういった田舎で他に移動手段がないところではなかなか難しいんじゃないかなと思います。

若者の車離れというのも田舎ではありえないことです。

社会人になったらまず運転免許を取らないと話にならないってとこがあります。

バスだと本数も少ないし、行動できる範囲が狭すぎますからね。

ぼくは自動運転の技術の向上に期待していますが、こんな田舎の端っこの道まで自動で走れるようになるのかは疑問に思っています。

やっぱり田舎暮らしには軽トラが似合っていますよね。

軽トラ最強!

でもぼくがおじいちゃんになったら、引きこもってネットをやっているかな(笑)

 

 

まとめ 

 

 

 

今回は田舎の 公共交通機関はバスしかない ということについて紹介しました。

 

都会と比べるとあまりの不便さにおどろくことでしょう。

 

でも、ずっとここに暮らしている人にとってはこれが当たり前っていう感覚でいます。

 

もし移動手段で困っても知り合いとかの車に乗せてもらえばいいんです。

 

電車も地下鉄もない。

 

バスの時刻表もスカスカ空白だらけ。

 

車は生活必需品。

 

田舎暮らしの移動手段についてはこんなところでしょうか。

 

次回は日用品などの買い物はどのようにしているのかを記事にしていきたいと思います。

 

 

それではまた。