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いきつけの隠れ家的な豆腐屋さん【 中田豆腐店 】おばあちゃんの手作り油あげがおすすめ

こんにちは。

ノリヒロです。

今回は、いきつけの隠れ家的な豆腐屋さん 中田豆腐店 を紹介したいと思います。

 

目次

 

田舎の隠れ家的な豆腐屋さんの紹介

こちらが中田豆腐店です。

通称「ねーも」と呼ばれています。

普通、お店の入口のあたりには店名が標示されているものですが、ここには何も書いてありません。

(お店の前に立っている背の高い看板は、中田豆腐店とは関係のない看板です)

このお店を知らない人にとってはただの小屋にしか見えないと思います。 

まさに隠れ家的なお店ですね。

実際、ここで豆腐やあげが作られています。

大豆を煮ているときに近くを通ると、こうばしい香りがしてきますよ。

なぜ看板がないのでしょうか?

聞いてみると、これ以上お客さんを増やさない為に看板を立てていないそうです。

このお店はおばあちゃん1人でやってみえるので生産数や店頭での販売対応に限界があるんだとか。

ぼくとしてはもっと皆さんに知ってもらいたいんですが、そういう事情なら仕方ないですよね。

このお店の地図は載せないでおきます。

ちなみにここの商品は町内のAコープ(JAひだ)で販売していますよ。

ネット通販では購入できないのでご承知おきください。

 

 

おばあちゃん1人で製造・配達

ここ中田豆腐店はおばあちゃんが1人で製造されています。

以前はご夫婦でやられていたんですが、ご主人が亡くなられてからは1人でお店をやられているんだそう。

昔からここの豆腐を食べてくれている人たちのことを思って、ずっと作り続けているんですね。

実際に、この町にあるの別荘地に住んでみえる大阪の方がよく買いにみえるそうですよ。

コアなファンですな。

一日に作る量は、豆腐100丁、油あげ40袋程。

おばあちゃんは午前2時ころから仕込みを始め、朝一の小売店への出荷に間に合わせるように作ってみえるそうです。

ぼくが10時ころにお店に行くと、ちょうど配達帰りのおばあちゃんが軽トラの運転席から降りてきました。

誰も起きていない深夜から仕込み、できた豆腐を自ら軽トラに乗って配達する。

鉄人のようなおばあちゃんです。

ぼくが油あげを買いにきたことを伝えると、

「あげ好きやな~」

って言われました(笑)

 

 

こだわりの2段あげ製法

こちらが油あげを作るフライヤーです。

油あげは、豆腐を薄切りにして油で揚げることによってできます。

厚揚げとは異なり、薄切りをした豆腐を使用するのでふっくら内部まで揚がったものになります。

油あげを揚げるのには、2段階の温度の違う油を使ってつくる方法が一般的なつくり方だそうです。

ここ中田豆腐店もその2段あげ製法で作っています。

黄金色のこちらの部分が低温の油。

 

そしてこちらが高温の油。

低温の油でじっくり中まで熱を通し、最後に高温の油で揚げることで表面がカリッと仕上がるんだそうです。 

油あげは、揚げる前に豆腐に重しをのせてしっかりと水をきることも大事で、毎回同じ品質のものを作ることが難しいとおっしゃっていました。

油揚げも奥が深いんですね~。

 

豆腐・油あげ・どぶ汁を作ってます

作っている主な商品はこちら。

「中田のとうふ」

1パック 115円(税抜き)

 

「中田の油あげ」

1袋 124円(税抜き)

 

ぼくの妻はこの「油あげ」をよく中田豆腐店の店頭で直接買っています。

1枚30円なので、ちょっとお得に買えます。

 

「焼とうふ」

1袋 143円(税抜き)

 

 

「こもとうふ」

1袋 191円(税抜き)

 

 

「どぶ汁」

1袋(小) 210円~

中田豆腐店のどぶ汁は地元にある飲食店「むろや」と「蕎麦正」に販売しているとのこと。

この町のどぶ汁はここで作られていたんですね。

 

まとめ

今回は田舎にある隠れ家的な豆腐屋さん 中田豆腐店 を紹介しました。 

おばあちゃん1人で守り続けている豆腐屋さん。

看板は出していないけれど、昔からの根強いファンのため毎日こつこつと豆腐や油あげを作り続けています。

そんなファンのうちの1人がぼくです。

子どものころ親に買い物を頼まれて、「ねーも」まで豆腐を買いに行っていましたよ。

この緑色の床とか懐かしい。

今ではぼくが親となり、子どもたちを連れて油あげを買いに行っています。

世代をこえて愛されて続けているお店。

おばあちゃんお体に気をつけてこれからも豆腐を作り続けてくださいね。

 

ぼくはまた油あげを買いに行こうと思います。

 

また買いにきたかって顔をされるでしょうけど(笑)

 

 

それではまた。