さるブロ

人口 1,100人の山里集落から、地方の若者の超リアルな【田舎暮らし】情報を発信中!

【もう嫌】子育てに疲れた時の対処法 ~イライラ解消への5つのステップ ~

日々の子育てに疲れている親に向けて、そのイライラとの上手な付き合い方を5つのステップに分けてお伝えしたいと思います。

子育てに悩んでも決して自分を責める必要はありません。

この「イライラ虫」との上手な付き合い方がわかれば、きっとお子さんとの関係もうまくいくはず。

 

f:id:hikarinitsuite:20191105022922j:plain

 

 

目次

 

子どもにイライラ、子育てに疲れた時の対処法

 

うちの子はどうして言うことをきいてくれないのかしら? イライラ・・

 

子育てってホントに大変だよね! うちでも3匹の怪獣たちが暴れまくりです ─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ

 

子どもってむじゃきで愛くるしい半面、何事に対しても節度というものを知りません。

どこまでがやっていいことか悪いことなのかの判断がつかないのです。

それはブレーキがついていない車のようなもの。

壁にぶつかるまで止まりません。

ましてや物心がついてくるとそれはもう大変です。

あまのじゃくな性格が顔を出し、親がダメといったことをわざと面白がってやるようになります。

こうなったらタチが悪いったらありゃしません。

親の怒りの導火線に火がつき、爆弾まで到達するのも時間の問題・・

 

ちょっと待って! そうなる前にこの対処法を思い出してみて!

 

怒りが頂点まで達する前に、このブログに書かれていたことを思い出してください。

ぼくも何度も経験してきた中で一番効果があった方法を紹介します。

イライラを解消するにもコツがあるんです。

 

では、その解決方法は何かというと、

 

 

【結論】イライラを解消する方法は、子どものいる空間から離れる ことです。

 

 

一言でいってしまうとこれが最適な行動です。

 

あっそ。意外と地味なことだったわね。

 

いやいや、これが一番効果があるんです。

もう少し正確にいうと、同じ空間から離れることで自分の意識を強制的に変えるのです。

自分が今いる場所(部屋)から移動するか、

逆に子どもを誰かに預けてみてもらいましょう。

子どもとちょっと離れることが大事です。

 

脳内は視覚から得る情報が80%以上も占めている

 

なぜ離れることで解消できるかというと、人の脳は視覚から得る情報量が最も多く、五感の中でも80%以上もの割合を占めているといわれているからです。

人は目に見えるものが一番脳内に影響を与えているということですね。

 

じろー。

 

ならば、視界から物理的に目の届かないところへイライラの根源を遠のけてみましょう。

人は単純なもので、目に見えるものが変われば自然と意識が違うものに移り変わるのです。

ですから視界に入れない、つまり同じ空間に子どもが存在しないことで割と効果的に解決できるというワケ。

簡単なことなんですけど、これを “ 意識的 ” にできるかどうかで全然イライラとの付き合い方が変わってきます。

これが、ぼくが今まで3人の子どもたちを育ててきた中で一番効果的な方法です。

 

でも、ほんとうにうまくいくのかしら? それに「叱る」ことだって大事なことだと思うわ。

 

そうですね。怒りがちゃんとコントロールされている範囲で「叱る」ということは必要です。

 

ぼくが言いたいことは、「叱る」ことではなくて、理性が抑えきれずに感情的に「怒って」しまうことをなくそうということです。

感情的な怒りはお互いにとって損でしかありません。

感情的な怒りがいかにムダなことか。

それをこれから説明していきたいと思います。

 

「ししおどしサイクル」に陥らないために

 

f:id:hikarinitsuite:20191105023453j:plain

 

感情的な怒りがどれだけムダなことなのかを理解しよう。

 

感情的な怒りの後には地獄の様な時間が待っています。

その一連の流れを「ししおどしサイクル」といいます。

 

「ししおどしサイクル」とは・・ 怒りが爆発した後の ムダなやりとり のこと。

 

ちなみに、ぼくが勝手にそう名付けました(笑)

まじでネーミングセンスないですね。

あまり細かいことは気にしないでください。

 

親が子どもにたまりにたまった怒りを爆発させてしまった場合、どのような状況に陥るのでしょうか?

 

はじめは興奮して脳内アドレナリンMAXですよね。

頭に血が上り、理性がぶっとんでいる状態。

大人としての良識ある状況判断ができなくなっています。

しかし時間が経ち、冷静さを取り戻すと、しだいに後悔の気持ちが現れてきます。

「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう?」と自己嫌悪に陥ることさえあります。

子育てにおいて、この一連の流れは誰しもが通る道であり、定期的に繰りかえされる親子間の出来事です。

 

このサイクルを6項目にまとめるとこんな感じ。

 

 

Ⅰ 子どものやることにカッとなる 

Ⅱ 親が大激怒してしまう(または猛シカトしてしまう)

Ⅲ 子どもと少し距離感が生まれる

Ⅳ 親が自己嫌悪に陥る

Ⅴ 親が気持ちを切り替える

Ⅵ 時間が経ってまた元通りの関係に戻る

 

 

流れてくる水がイライラする事象。

水を受ける方の竹筒があなたのイライラを受け止める器。

水が限界までたまると器が傾いて一気に水をはきだしてしまう構図。

怒りの爆発する構図と似ていませんか?

 

カッコーン

 

これはどんな親子にも共通する出来事ですよね。

ぼくも何度か経験があります。

しかし、毎回思うんですが怒ってしまった後のお互いがギクシャクした感じってすげー居心地悪くないですか?

自分もすぐに態度を変えれないから、しばらく子どもに話しかけられても無視しちゃったり。

子どもは不安そうに親の顔色をうかがうようになります。

(かわいそうなことしたなと思います)

全くもって時間のムダですよね。

うちの中でなにやってんだろーって。

(気持ち的にはもう許してるんだけど・・)

態度を急に変えられないからムスッとした演技なんかしちゃったりして。

こういうのもうやめにしたくないですか?

 

確かにムダな時間だわね。

 

まずはじめに覚えて欲しいのが、感情が爆発すると時間のムダにしかならない状況に誰しもが陥ってしまうということ。

よって、このサイクルを避ける ことが大事な考え方になってきます。

 

 

爆発する回数を減らそう

 

じゃあそれを避けるためにはどうすればいいの?

 

自分の 行動 をコントロールしましょ。

 

感情には波があります。

気分が良いときもあれば、なんか今日は調子が悪いなっていう日も。

ぼくは自分の気分ほど予測がつかないものは無いと思っています。

(「天気予報」のように予測がつけばいいんですけどね)

気分というものはちょっとした出来事で左右されてしまいます。

ですので、気分をコントロールすることは諦めましょう。

それならば 行動 をコントロールすることで対処しましょう。

はじめにも結論を言いましたが、

 

イライラを解消する方法は、子どものいる空間から離れる こと。

 

感情はコントロールできなくても、行動はコントロールできます。

子どもと距離を置くように行動をしましょう。

そうすることで、気分が変わるように強制的に仕向けるのです。

自分で自分を “ だます ” ような感覚ですね。

だますといっても悪いことをしているわけではありません。

自分の「イライラ虫」から子どもたちを守るための手段です。

 

子どもと離れればいいの? ほんとにそんなのでうまくいくのかしら?

 

大丈夫! さあ、これから具体的なイライラ解消への5つのステップを紹介するね。

 

~イライラ解消への5つのステップ ~ 

 

①「イライラする = 心に余裕がない」を受け入れる

f:id:hikarinitsuite:20191106055151j:plain

子どもに対して「イライラ」としたとき。

それはあなたの 心に余裕がなくなっているサイン です。

まずはじめに、そんな自分に気づくことから始めましょう。

 

大体の人がこの「イライラ」する状態に陥ったとき、もんもんと考えを巡らせますよね。

 

・どうして言うことを聞いてくれないの?

・わたしだからダメなの?

・あなたのために言っているのよ!

 

考えを巡らせても、負の思考は枝分かれして細分化するのみでどこにも辿りつきません。

じゃあ、こう思いましょう。

 

「あ、今自分イライラしてるー」

 

って(笑)

 

三者が見ているよう感じで、あざけるように。

自分がイライラしていることをまず受入れましょう。

簡単なことのように思えますが、実際の場面でできるかというのが大事。

この意識を転換するという考えは目に見えない最重要な第一歩です。

これを意識してみましょう。

 

あ、今わたしイライラしてるー。

 

笑顔で言われると怖いですね(汗)

 

「イライラ虫」はあなたの心が疲れているサイン。

それを真摯に受け止め、じょうずに付き合っていきましょう。

 

②その場から一旦離れよう

さて、「イライラ虫」が顔を出したらどうしましょう?

まずは、その場から一旦離れましょう

 

・トイレに入る

・別の部屋に行く

・2階に行く

・庭に出る

 

自分の精神状態が不安定なときに、その場に居続けると危険です。

一旦その場から離れましょう。

そして、スマホでSNSの最新情報を見るのもいいですし、ちょっと外の景色を眺めてみるのもいいです。

そうすれば自然と別のものに意識がいって気持ちが入れ替わります。

また、別の場所にいくことで忘れていた作業を思い出したりもします。

 

でも、甘えん坊の子どもだとずっと後をついてくるわ。 そうなると余計イライラしちゃわない?

 

そのときは、「べたべた作戦」が効果的です!

 

「べたべた作戦」とは、必要以上にこっちから子どもにべたべた甘えること。

こちらの心情としては、「そんなに甘えたいなら、こっちから嫌がるくらいやってやる」というちょっと意地悪な感じに切り替えてやるといいでしょう。

逃げようとするからついてくるのであって、いっそのこと相手の懐へ飛び込んでしまえば怖いものはありません。

次第に子どもが嫌がってあっちにいっちゃいますよ。

 

 

③パートナーや自分の親を頼ろう

それでも気がおさまらない時は、一旦誰かに託しましょう

 

・夫婦で交代に助け合う

・自分の親に預ける

 

とくに主婦(主夫)は24時間365日を子どもと共に過ごすわけですから、息が詰まるのはあたりまえです。

そこらのブラック企業よりも過酷な拘束時間ですよね。

だから、自分のまとまった時間をつくりましょう。

子どもたちは一番頼りやすい人に頼みましょう。

変なプライドも恥も関係ありません。

人生は長いのです。

今は休むときだと思って休みましょう。 

 

まずはパートナーが支えてあげましょ。夫婦円満がいいよね!

 

静かに眠るのもいい、思いっきり好きなことをするのもいい。

この時間はあなたにとって心を整える大切な時間となります。

 

 

④素直に「ごめんね」を言おう

それでもどうしても感情が爆発してしまったとき。

そのときは素直に「ごめんね」を言いましょう。

 

人間誰だって失敗する生き物です。

失敗しない人なんていません。

ただし、その後にはちゃんと謝りの言葉が必要です。

子どもいえどお互い人間同士です。

きちん相手に謝罪の気持ちを伝えることで、2人の絆はより強固なものになるでしょう。

 

謝ることに抵抗がありますか?

自分は悪いことしてないから?

でも、力のある大人が「激怒」することは、無力な子どもにとっての「悪」でしかありません

そんなことをしておきながら謝らないというのは、不祥事を起こしても隠ぺいをする政治家や大企業と同じことです。

信頼関係はきちんと謝ることから。

親子ならきっとすぐに仲直りできますよ。

 

 

⑤良くも悪くも子どもにとって頼れる親は「あなた」しかいない

子どもは無力です。

自分では何もできないくせに口は達者な厄介なやつなんです。

そんなやつらですが罪はありません。

まだ世の中のことをなんにも知らないんですから。

少しずつ社会のリンカクが見えてくる前。

子どもたちにとって家の中が世界の中心なのです。

 

その中でいつも一緒いてくれるのは誰ですか?

困った時に助けてくれるのは誰ですか?

 

その人はやさしく笑った顔でいられていますか?

それともむすっとした顔で眉間にしわが寄っていませんか?

 

どうすればいいのか答えはもう分かっていますよね。

 

子どもの将来はあなた次第。

 

夫婦の望みが形となって誕生してくれた大切な宝物。

しっかりと「あなた」が守ってあげましょう。

 

なんだか優しくなれそうな気がしてきた。

 

 

まとめ

  今回は子育てに疲れた時の対処法として、 イライラ解消への5つのステップ を紹介しました。

 

最後にもう一度ふりかえってみると、

 

 

①「イライラする = 心に余裕がない」を受け入れる

②その場から一旦離れよう

③パートナーや自分の親を頼ろう

④素直に「ごめんね」を言おう

⑤良くも悪くも子どもにとって頼れる親は「あなた」しかいない

 

 

 ぜひこれを意識してみてください。

 

「イライラ虫」にとりつかれた人は盲目的になりがちです。

自分を中心にものごとを考えています。

それってどこかの国の独裁者に似ていませんか?

決して世界はあなたを中心に回っているわけではありません。

あなたの想像する幸せな国を想像してみてください。

そこには決して「支配」だの「威嚇」だのという言葉はふさわしくありませんよね。

過激な独裁政権は往々にして崩壊してきた歴史があります。

親とはちいさな国家の権力者です。

国が豊かになるように権力を行使しましょう。

トップの意向はそのまま国の発展に大きく寄与します。

 

自分の行いには責任があることを認識し、笑顔があふれる豊かな家庭を築いていきましょう。

 

きっとお子さんもそんなあなたのことを心から信頼してくれるようになりますよ。

 

よりよい子育てライフを過ごしましょう。

 

 

 

それではまた。