さるブロ

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田舎暮らしにおいての 【 公民館の役割 】 とは!? ~人付き合いはここから始まる~

ぼくの住んでいる地区の 公民館 について紹介したいと思います。

 

目次

 

田舎暮らしにとって公民館とは

公民館とは地域住民の集会所です。

そもそも日本において公民館が設置された目的は、戦後の混乱した社会から郷土拠点で復興する為のものだったそうです。

つまり、戦後に地域単位の小さいところから社会教育をして立て直していこうと設置されたものだったんですね。

日本はもうこれ以上、軍国主義者の指導により自国を滅亡の淵に追い詰めないように。

GHQの占領下で、小さな領域から国民主体の民主化を促す役割をもたせたかったんじゃないかと思います。

 

【人の集合体】 ・・・ 家族  ⇒ 【生活場所】 ・・・ 家

【家族の集合体】 ・・ 地域  ⇒ 【活動拠点】 ・・・ 公民館

 

文部科学省によると、公民館とは社会教育法によって市町村その他一定区域内の住民のための社会教育の場として位置づけられ、市町村の予算でまかなわれることが原則となっているようです。

 

そんな地域の人が寄り合う場として存在する公民館。

都会にはきっとないですよね。

でも、田舎の住民にとって公民館は生活していく上で欠かせない生活の場になっています。 

具体的に公民館はどのように利用されているのかを紹介していきたいと思います

(ぼくの地区の場合)

 

ゴミの収集場所

公民館の前にはゴミの収集BOXが設置されています。

燃えるごみは月曜日、木曜日。

ぼくは会社に行く前に持って行いきます。

 

新聞取りに行ってます

ゴミの収集BOXの隣にプレハブ式の小屋があり、その中に毎朝新聞が届けられます。

なんとぼくの地区では新聞を公民館まで取りに行かないといけないんです。

田舎ならではですよね。

ちなみに町の中でも※上(かみ)の方は配達員の方がいるので、家庭まで届けてくれるそうですよ。

 

 ※町内でも、市街地よりの地区を上(かみ)、郡上市よりの地区を下(しも)とよんでいます

 

ラジオ体操

夏休みに入ると子どもが中心となって公民館に集まりラジオ体操をします。

うちの子どもたちは今年からラジオ体操デビュー。

見よう見まねで頑張っています。

みんなの動きよりワンテンポ遅いですね(笑) 

 

常会(月一で行われる会合)

月末に区長が中心となって情報通達や、話し合いをする会合を 常会 といいます。

各世帯から1人が出席します。

この公民館に集まって地区内の問題を話し合ったり、行事の打ち合わせをします。

 

年行事

・1月 新年会

・3月 万雑(まんぞう)

・5月 町内清掃活動

・7月 草刈り作業&BBQ   

・9月 祭りの獅子舞や闘鶏楽(とうけいらく)

このような行事があります。

平日に行われることもあるので、仕事でどうしても行けない場合は区長さんに相談しましょう。

 ちなみに、この前行われた「草刈り作業&BBQ」にぼくは仕事で行けなかったので、前の日にできる範囲の草刈りをしておきました。

 

区長さん

地区には 区長 さんがいます。 

一般的に町内会長と呼ばれている存在です。

持ち回りで役が回ってきて、任期は4年です(ぼくの地区の場合)

この区長さんを中心に地区活動を行っていますので、もし移住されてきた場合は自分の地区の区長さんに挨拶をしておくのがよいと思います。

田舎じゃそこまでかたくなくてもいいと思いますけどね(笑)

 

まとめ

今回はぼくの地区の 公民館 について紹介しました。

田舎暮らしにおいて公民館は地区の住民が集まるなくてはならない場所です。

昔はこの公民館で結婚式も行われていたそうですよ。

地区の方は準備が大変だったそうです。

ちなみに、この公民館が設置される前は各地域の神社が地域住民の集会所的な役割を果たしていたそうです。

今でも神社ごとに祭りがあるのはその名残りなんでしょうね。

 

地区住民の生活と強いつながりを持つ公民館。

今後もこの公民館を通して、地区の人たちと良い関係を続けていけたらと思います。

 

ということで、今回は終わります。

 

 

それではまた。