過疎集落で 【 チームスポーツ 】 をする意義とは!? ~ 山里の夜にまばゆい灯りがともる日 ~
8/10に行われる町民ソフトボール大会の練習風景を紹介したいと思います。
目次
過疎集落で 【 チームスポーツ 】 をする意義とは!?
ぼくの住んでいる地域は人口1,100人といういわば過疎集落になります。
学校も1学年10人もいなかったりするので、体育の授業でもチームスポーツというものができません。
そんな中、唯一のチームスポーツができる場として、町民ソフトボール大会が行われます。
この大会はスポーツ振興事業として毎年行われているものです。
スポーツを通して、町民の交流を深め健康を増進するといった目的で行われています。
町民だけでなく、東海北陸道(高速道路)を4車線化する工事をしていたころは住み込みでみえていた建設業者の方も参加していました。
町内の人が少ないので、こういった方がみえると歓迎され盛り上がります。
田舎では貴重なチームスポーツ
人口が少ない町なので、チームスポーツ(団体競技)をする機会がほぼありません。
中学校の部活も個人競技ばかりしかありません。
田舎では子どものころからチームスポーツというものに触れる機会がないのです。
なので、こういった大会が貴重な存在となっています。
学生も大人のチームに混じって参加でき、貴重なチームスポーツを経験できます。
チームスポーツって個人競技では味わうことの出来ないみんなで目標を達成する喜びや難しさを学ぶことが出来ますよね。
普段合わない人と交流し、みんなでわいわい楽しみながらスポーツをする。
ぼくも中学生のころに出てました。
ナイターゲームできます
町内の一色地区にあるグラウンドで練習も大会も行われます。
ここでは照明がともり、ナイターで使用することが出来ます(大会は昼間です)
田舎の夜はしっかりと真っ暗になるんですけど、今日はこのグラウンドだけ異様に明るい。
これだけで非日常な感じがして楽しいです。
夜に照明がともるのはあと消防の練習のときくらいかな。
よし、久々に運動して汗をかこう!
練習参加者は8人?!
さて、練習に行ってみましょう。
仕事終わりにかけつけるともう数人で練習してました。
数えてみると参加者はなんと8人。
9人で1チームなのにこれじゃ全然人足りないじゃん。
みんな仕事で忙しかったのかな?
今日は、
・ピッチャー1人
・バッター1人
・内野3人
・外野3人
をローテーションさせて練習をしました。
人が少ないからボールが外野を抜けると遠くまで走っていくし、
フライは飛距離が分かんないから後ろに落ちるし、
ライトでボールが見えなくて腕にボールが直撃するし。
そりゃ楽しい練習でした。
ぼく的に外野まで飛ぶライナーの当たりをサードで止めた時がめちゃめちゃ気持ちよかったー。
いいプレーをするとテンションあがりますね。
仕事じゃ味わえないこの快感。
みんなが褒めてくれるのが素直にうれしいんですよね。
終わった~帰ろう
(この写真に写っている人たちとぼくが全参加者。少ないですね。)
約2時間の練習が終わりました。
最後はグラウンド整備のトンボかけをして解散です。
みなさん仕事後の練習おつかれさまでした。
親子3人でみえてた方もいてアットホームな感じで楽しかったです。
爽やかな汗をかき、心地よい疲労感があります。
帰って発泡酒が飲みたいですね。
本番は4チームが出場する予定だそうです。
大会に出るからには勝ちにいきますよ。
田舎の風潮としてのんびりとしていて、あまり競争力がないということがあると思います。
楽しくプレーすることが基本ですが、競争力をつけることも大切です。
特にこの資本主義の社会では。
自分のスキルをチームの中でどう活かすのか。
勝つ為にみんなで考えて行動する。
監督は流れ考え采配する。
たかがスポーツですけれど、その中には社会に通じる物事の考え方や教訓があると思います。
普段個人競技しかしたことのない子どもたちにそんな感覚を養ってもらいたいですね。
大会当日は練習の成果を発揮してがんばりたいと思います。
ライナーの当たりを取ってやる!
(去年はキャッチャーだったけど)
それではまた。
大会当日の様子はこちらで紹介しています。